おすすめ紹介

【長久堂】葛湯「鳰の浮巣」と上生菓子「竜田」は秋の京都土産におすすめ

お湯を注いだ鳰の浮巣
記事内に商品プロモーションを含む場合があります

真っ赤に染まった紅葉も魅力的ですが、色落ちした黄色にも心惹かれます。

今回は紅葉シーズンの京都に行ったならばぜひお土産にしてほしい北山の長久堂(ちょうきゅうどう)和菓子を2種類ご紹介します。

北山エリアにある1831年創業の京菓子司 長久堂

長久堂・外観

季節の移ろいを表現した京菓子が多いため、自分用の京都土産を探す店としておすすめしたいのは、京都・北山にある「長久堂」。

伝統と技術を今に伝える天保2年(1832年)創業の老舗和菓子店です。

 

長久堂・茶房

店内に茶房があるので和菓子をすぐに食べることも可能。

季節の移ろいを表現した生菓子が多く、行く時期によって違った生菓子に出会えるのが長久堂の魅力です。

代表銘菓「鳰の浮巣」はつがいの水鳥が浮かび上がる愛らしい葛湯

鳰の浮巣パッケージ

鳰(にお)とは水鳥「カイツブリ」の古名。

古代に琵琶湖は鳰が多く生息することから「鳰の海」と呼ばれていたそうです。
調べてみると、滋賀の県の鳥は「カイツブリ」でした。勉強になります。

鳰が水上に作る巣のことを「鳰の浮巣」と呼び、この浮巣にちなんで長久堂の職人が同名の風流な葛湯を考案しました。

風邪で喉が痛いときに葛湯がちょうどいいと思い、封を開けました。

 

お湯を注いだ鳰の浮巣

カップに浮巣を入れ、お湯を注ぐと愛らしいつがいの鳰が浮かび上がりました!
こしあんの優しい味わいに、風邪のしんどさが軽減されます。

日持ちするのと値段がお手頃なので、お友達に配る京都土産におすすめです。
結婚式の引き出物にも良さそうですね。

抹茶、こしあん、葛の3種類あるのでお好みで選んでください。

名称:鳰の浮巣 賞味期限:60日間 価格:206円(税込)

紅葉の色彩を表現した和菓子・竜田

長久堂・竜田_正面

もうひとつは紅葉を模した上生菓子。

秋をつかさどる女神「竜田姫」にちなんで名付けた「竜田」
紅葉のように飽きることなく見ていられる、食べるのがもったいない生菓子です。

緑と黄と赤の色重ねが美しい紅葉の色彩をみごとに表現しています。
店頭で見たときに中島誠之助ばりに「いい仕事してますね〜」とつぶやいてしまいました。

 

長久堂・竜田_斜め

紅葉は羊羹、下の丸い部分は備中白こしあんでできていて中には栗が入っています。
風流で煌びやか。

竜田は季節感を大切にした上生菓子なので、販売される期間は数日から2週間ほど。確実に手に入れたい方は電話でご確認ください。

名称:竜田 賞味期限:当日中 価格:400円(税抜)

京都府立植物園_紅葉1

本物の紅葉を楽しめる「京都府立植物園」がすぐそばにあるので、紅葉狩りを楽しんだあとに長久堂に寄るコースがおすすめですよ。

長久堂北山店・店舗情報

【最寄駅】京都市営地下鉄「北山駅」下車 徒歩10分
【住所】京都市北区上賀茂畔勝町97-3
【電話番号】075-712-4405
【営業時間】10時~19時
【定休日】不定休
【駐車場】あり(5台)

※JR京都伊勢丹店もあります


COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です