こんにちは、喫茶店愛好家のコトリス(@Kotori_fresh)です。
北九州に宿泊し、博多や山口県の日本海側を周遊してきました。
本州最西端である下関に宿泊したかったんですが、小倉駅に泊まった方が安く済んだので、宿は小倉に。
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金子みすゞのゆかりの地をめぐることが目的の旅でしたが、小倉はなにかと便利な場所でした。
門司港駅は2019年3月グランドオープン
早起きして小倉から乗車し、鉄道駅舎としてはじめて国の重要文化財に選ばれた門司港駅で下車。
門司港の駅舎は2012年より保存工事中で、来春ようやく完成します。
門司港駅前・喫茶リバーでモーニング
門司港の老舗喫茶店といえば小坂彰子さんの「九州喫茶散歩」で紹介されていた昭和25年創業の「純喫茶とらや」。
残念ながら2015年に閉店しています。
「門司港レトロ」として観光客を集めている場所だから、私好みの古い喫茶店もすぐに見つかるだろうと商店街、栄町銀天街をウロウロ。
次々と趣のある建物があらわれます。
門司港ゆかりの作家・林芙美子の「放浪記」にちなんで名付けた喫茶店が気になりましたが、11時開店……。
あきらめて駅に戻ろうとしたときに、年季の入った外観の喫茶店が目に止まりました。
どストライクな店内!
ママさんが笑顔で迎えてくれました。
「新幹線で来たの?」
「寒いからストーブつけてあげるね」
「古いだけの店だけど、どんどん写真撮ってね」
はじめて降りた門司港で触れ合ったのが、優しいママで良かった。
そして、九州ではじめて紹介する喫茶店がリバーで良かった。
傷だらけのビニールタイルから長年の歳月をうかがえます。
創業してからゆうに半世紀を超えているとか。
メニューを見ると、白い焼きカレーの文字が。
ママによると焼きカレーは門司港発祥のB級グルメで、現在は地区周辺の多くの店が提供しているんだとか。
玉子とチーズを乗せて焼くのが王道で、バリエーションは店によって様々。
食べてみたかったけど、朝からカレーはなぁ……。
そんなわけで11時59分まで注文可能なモーニング(480円)にしました。
あまり期待していませんでしたが、運ばれてきたサラダを見てボリュームにびっくり。
ポーチドエッグまで添えられていました。朝からお腹大満足。
メニューをめくると英語表記のほかに、韓国語表記も。
下関港と韓国の釜山港を結ぶ大型フェリーがあるため、韓国からの観光客が増えているそう。
店内は喫煙可。
マッチがない代わりにと箸袋をもらって、関門連絡船で下関に向かいました。
喫茶リバー・店舗情報
【最寄駅】門司港駅より徒歩3分
【住所】福岡県北九州市門司区港町1-23
【営業時間】8時~22時(モーニングは11時59分まで)
【定休日】不定休
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