大阪各地がイルミネーションに包まれるイベント「大阪・光の饗宴」が先月から開催されています。
水都大阪の象徴・中之島エリアで繰り広げられる「OSAKA光のルネサンス2019」は12月14日からスタート。
今年17年目を迎え、大阪の冬の風物詩として盛り上がりを見せています。
このページでは、OSAKA光のルネサンスの写真をまじえながら、大阪市中央公会堂で行われるイベントを紹介しています。
OSAKA光のルネサンス2019の注目プログラムは大阪市中央公会堂のプロジェクションマッピング
OSAKA光のルネサンスで特に人気が高いのが、近代建築をプロジェクションマッピングのスクリーンにした「ウォールタペストリー」というプログラム。
2018年は大阪市中央公会堂開館100周年を記念して「百年の輝き」をテーマに、音楽に合わせて壮大な光の絵画が映し出されました。
写真は一昨年撮影したもの。
大阪市中央公会堂はそのままの姿が美しいので余計な装飾はしなくても……と思っていましたが、実際に見てみると幻想的で不思議な光景でした。
この「ウォールタペストリー」は大阪府立中之島図書館と大阪市中央公会堂の壁面を交互にスクリーンにして、毎年開催されています。
大阪市中央公会堂では12月23日「ONE★COIN(ワンコイン) 見学会&コンサート2018」を開催
以下の情報は2018年度のもので、今年は開催されません
今年11月17日に開館100年を迎えた大阪市中央公会堂で毎年大人気のこのイベント。10回目の今回でフィナーレを迎えます。
ワンコイン(500円)で、大集会室でのクラシック・第九・ゴスペルのミニコンサートや、普段は貸室施設としてご利用いただいており、ご覧いただく機会が少ない特別室や集会室のご見学をお楽しみいただけます。さらに、中集会室でも家族でお楽しみいただけるイベントやフルートアンサンブルのコンサートを開催。大人からお子様までお楽しみいただけるプログラムとなっております。100年の歴史ある美しい空間で、音楽に包まれたクリスマスをぜひお楽しみください。http://osaka-chuokokaido.jp/news/2018/11/23/onecoin_2017vol2100.html
近代建築好きはイルミネーションより、こちらの方が興奮するかもしれません。
イケフェス大阪など限られた機会でないと見学できない特別室や集会室に、2018年12月23日(日・祝)のみ入ることができます。
館内のあちこちで和楽器、ブラスアンサンブル、弦楽カルテットなどさまざまなコンサートが開催されています。
コンサート中は撮影禁止ですが、演奏時以外は室内装飾をめいっぱい撮影できますよ。
昨年、1Fの大集会室でゴスペルコンサートを楽しんだあとにたっぷりと館内見学をしました。
天井のUFOのようなシャンデリアは昭和12年の大修理の際に撤去したものを復元したもの。
市民運動によって守られてきた施設なので、多くの人でにぎわっている様子を見ると胸いっぱいになります。
神秘的な夜の大阪市中央公会堂に入れるのは12月23日のみ
イケフェス大阪2018の開催にあわせて以前大阪市中央公会堂をたっぷりと紹介しましたが、夜の姿はなかなか見ることができません。
特別室のステンドグラスに「ウォールタペストリー」の映像が映りこむ様子を見られるのは、12月23日のみ。
年末ということもあり、光の中をたゆたいながらこの1年のことが走馬灯のようによぎりました。
大阪市中央公会堂の「ONE★COIN 見学会&コンサート」は今年でフィナーレ。
夜の中央公会堂内に入れる機会はなかなかありませので、近代建築好きはぜひ足を運んでくださいね。
OSAKA光のルネサンス2019・イベント情報
【開催期間】12月14日(金)~25日(火)※点灯期間 11月4日(月・振替休日)~12月31日(火)
【開催時間】17時~22時
【開催場所】大阪市役所周辺 ~ 中之島公園
【最寄駅】大阪メトロ・京阪「淀屋橋駅」「北浜駅」「天満橋駅」、京阪「なにわ橋駅」