こんにちは、純喫茶保存協会のコトリス(@Kotori_fresh)です。
当記事では、「47都道府県の純喫茶」、福岡代表として紹介された「屋根裏 貘」を写真満載でご紹介しています。
博多天神・親不孝通りの階上喫茶「屋根裏 貘」
新幹線で博多駅に到着、地下鉄で天神駅へ。
看板がさりげなくて一度通り過ぎてしまいましたが、親不孝通りの入り口付近にあるのが昭和51年(1976年)創業の「屋根裏 貘」です。
2階へ階段を登ると、貘の入り口。
隣には現代美術専門の展示場所「アートスペース貘」が併設されています。
11時オープン直後に貘の扉を開けたら、泉谷しげるのようなマスターが迎えてくれました。
マスターと奥様、二人三脚で店を営まれていることは知っていたんですが、この日はマスターおひとりでした。
映画の舞台になりそうな薄暗い店内にジャズが響きます。
むき出しの梁に低い天井。
屋根裏にある自分だけの秘密基地のよう。
店内にはなぜか大きな宝箱が。
あとから聞くと、エアロスミスの「闇夜のヘヴィ・ロック」のジャケットから連想して宝箱を置いているんですって。
ジャズじゃなくてロックからの影響というのが、柔軟でいいですね。
変わり種!?小倉あんが入ったミルクセーキ
驚いたのはメニューがレコードに書かれていたこと。
さすが九州の喫茶店。
ミルクセーキが通常のものに加えてコーヒー、オグラのバリエーションがあります。
もの珍しさからオグラセーキを頼んでみたら、底にたっぷりの小倉あんが敷かれたミルクセーキが運ばれてきました。ふわふわの氷あずきのようで、とっても美味。
屋根裏 貘の歴史を聞きたい方はカウンター席へ
九州産業大学前からはじまった喫茶店「貘」が、どのような経緯からアートスペースを併設するようになったのか。
「九州で現代美術を志すなら一度は貘を通らねば」という場所になったのか。
カウンターに座って歴史を聞いてみてください。
屋根裏 貘・店舗情報
【最寄駅】地下鉄天神駅より徒歩3分
【住所】福岡市中央区天神3-4-14 高栄ビル2F
【営業時間】11時〜24時
【定休日】不定休
※喫煙可能
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