こんにちは、喫茶店愛好家のコトリス(@Kotori_fresh)です。
ブログをスタートして早くも7か月。
10月は「まんぷく」の関連記事が好調だったことに胡座をかいて更新頻度を下げたことで、逆に記事を書くハードルが上がってしまいました。
リハビリも兼ねて今日はあっさりと更新します。
大阪市24区の喫茶店をすべて紹介したい
たまに旅先で入った遠方の喫茶店も紹介していますが、私がこのブログで主に紹介したいのは関西圏、特に京阪神の喫茶店です。
こちらは今まで紹介した大阪市内の喫茶店がある区(場所)に色をつけた図。
大阪市24区の喫茶店をすべて紹介したいというゆる~い目標があるんですが、このペースなら早めに目標を達成できるかも……。
2013年に喫茶店めぐりをはじめてから、歩いた記憶がないのは鶴見区と平野区。
鶴見区と平野区以外ならなんとなく紹介できそうな喫茶店が定まっています。
今日ご案内するのは大阪市生野区にある喫茶店「リーキ」です。
生野区の住宅街にあるコーヒーショップ リーキ
一番近い桃谷駅からでも徒歩20分ほど。
地元の方しか歩かない住宅街の中にありますが、「リーキ」は感度の高い喫茶店好きには知られた存在です。
私がはじめて訪問したのは2016年7月。
喫茶店に鞍替えしたアオツキ書房が能町みね子さんのイベントでリーキをおすすめしていたので、急いで足を運んだのでした。
アオツキ書房さんのおすすめ店で、能町さんも訪れた桃谷の珈琲屋リーキへ。昭和34年創業。西部劇の一場面のような壁画が目を引く。もともとガレージだったが、ママのお父さんが喫茶店に改装したとか。 pic.twitter.com/4lmHoIaRSF
— コトリス|鳥の巣舎 (@Kotori_fresh) July 8, 2016
滋賀の喫茶カヌーを連想する赤・青・黄の照明、徳島の純喫茶ブラジリアを連想する経年とタバコのヤニでくすんだ壁画、たて縞が浮かんだガラス窓、ミシン台のようなアールのついたテーブル、絶妙な配色の床……。
調度品も雑貨もチグハグだけど、リーキのために集まってきたと思うとしっくりきます。長く営む喫茶店にしか宿らない魔法でしょうか。
ハートを打ち抜かれた要素は他にもたくさんあるんですが、なにより嬉しかったのは話し好きなママが店の歴史をたっぷりと聞かせてくれたことでした。
コーヒーショップ リーキの歴史
リーキを営むママの名字は、禰宜(ねぎ)さん。
野菜のネギを英語でリーキと呼ぶことから、店名をリーキにしたそう。
大工経験があるお父さんが民家を喫茶店にしたのが、1959年(昭和34年)。
開業から3年目に改装して以降は、ずーっとこのまま変わっていません。
コーヒーは八尾の有名店・ミュンヒのマスターお墨付きの味。
お土産にリーキで使っているソーサーを持たせてくれた優しいママ。
久々に会いに行ってみよう。
2017年7月にアオツキ書房さんが「コーヒーショップ リーキのこと」という冊子を自費出版しています。
コーヒーショップ リーキ(LEEK)店舗情報
【最寄駅】JR「桃谷駅」より徒歩20分
【住所】大阪市生野区勝山南4丁目11-7
【営業時間】9時~18時
【定休日】不定休