こんにちは、喫茶店愛好家のコトリス(@Kotori_fresh)です。
今回は生野区(最寄り駅はJR桃谷駅)の住宅街にある、セピア色に染まった喫茶店をご紹介します。
大阪市24区の喫茶店をすべて紹介したい
たまに旅先で入った遠方の喫茶店も紹介していますが、私がこのブログで主に紹介したいのは関西圏、特に京阪神の喫茶店です。
こちらは今まで紹介した大阪市内の喫茶店がある区(場所)に色をつけた図。
大阪市24区の喫茶店をすべて紹介したいというゆる~い目標があるんですが、このペースなら早めに目標を達成できるかも……。
2013年に喫茶店めぐりをはじめてから、歩いた記憶がないのは鶴見区と平野区。
鶴見区と平野区以外ならなんとなく紹介できそうな喫茶店が定まっています。
今日ご案内するのは大阪市生野区にある喫茶店「リーキ」です。
生野区桃谷の住宅街にあるコーヒーショップリーキ
一番近い桃谷駅からでも徒歩20分ほど。
地元の方しか歩かない住宅街の中にありますが、「リーキ」は感度の高い喫茶店好きには知られた存在です。
私がはじめて訪問したのは2016年7月。
喫茶店に鞍替えしたアオツキ書房が能町みね子さんのイベントでリーキをおすすめしていたので、急いで足を運んだのでした。
滋賀の喫茶カヌーを連想する赤・青・黄の照明、徳島の純喫茶ブラジリアを連想する経年とタバコのヤニでくすんだ壁画、たて縞が浮かんだガラス窓、ミシン台のようなアールのついたテーブル、絶妙な配色の床……。
調度品も雑貨もチグハグだけど、リーキのために集まってきたと思うとしっくりきます。長く営む喫茶店にしか宿らない魔法でしょうか。
ハートを打ち抜かれた要素は他にもたくさんあるんですが、なにより嬉しかったのは話し好きなママが店の歴史をたっぷりと聞かせてくれたことでした。
コーヒーショップリーキの歴史
リーキを営むママの名字は、禰宜(ねぎ)さん。
野菜のネギを英語でリーキと呼ぶことから、店名をリーキにしたそう。
大工経験があるお父さんが民家を喫茶店にしたのが、1959年(昭和34年)。
開業から3年目に改装して以降は、ずーっとこのまま変わっていません。
コーヒーは八尾の有名店・ミュンヒのマスターお墨付きの味。
お土産にリーキで使っているソーサーを持たせてくれた優しいママ。7年後に再訪できました。
7年ぶりに桃谷のリーキへ。
7年前にママさんの写真を送ったので覚えてくれていた。「いろんな人にポートレートを撮ってもらったけど、あなたが撮った写真が自然で一番好きだわ」と光栄すぎる言葉をもらった🥹 pic.twitter.com/GqkyTq3Sce
— 喫茶のすたるじあ (@KissaNostalgia) February 8, 2023
その後
2023年3月に心斎橋の写真ギャラリーで、リーキを含む喫茶店の写真を展示しました。ママさんも見に来て、とても喜んでもらえましたよ。
コーヒーショップ リーキ(LEEK)店舗情報
【最寄駅】JR「桃谷駅」より徒歩20分
【住所】大阪市生野区勝山南4丁目11-7
【営業時間】9時~18時
【定休日】不定休
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