喫茶店案内

【熱海・ボンネット】文豪や有名人が愛した喫茶店で名物のハンバーガーを

ボンネット内装全体図

熱海に来てやりたかったことは、もちろん喫茶店めぐりです。

「47都道府県の純喫茶」を読んで、浜松のこんどうコーヒーを訪れたのは2016年4月。

18きっぷを使って熱海間近の「三島」までは行ったもののそこで力尽き、「熱海と下田はまた次回」と後回しにしたまま4年が経過……。

熱海に到着して真っ先に「ボンネット」を訪問しました。

熱海の老舗喫茶店の代名詞・ボンネット

ボンネットの外観

繁華街「熱海銀座通り」から少し路地に入った場所に店を構えるボンネット。

三島由紀夫、谷崎潤一郎、志賀直哉などの文豪や、越路吹雪、三船敏郎など昭和の大スターがお忍びで通っていた喫茶店としても有名です。

 

ボンネット内装全体図

迎えてくださったのは90歳を超えるマスターの増田博さんと奥様。

観光地の喫茶店だから塩対応でも致し方ないと接客に関しては期待してなかったんですが、マスターも奥様も優しく接してくださって心がほぐれました。

はじめての熱海。熱海で最初に接した方がボンネットのご夫妻でしたから、熱海の印象も爆上がりです(単純)。

 

ボンネットの2階ロゴ奥様一押しの写真スポット。かつては2階席もあったそう

 

ボンネットのショーケースカウンターとテーブル席を隔てるように設置されたショーケース

 

ボンネットの予約席三島由紀夫が座っていた奥のボックス席

 

ボンネット・椅子ツートーンの椅子が好き

 

ボンネットのレジとショーケース入店してすぐ。レジ周り

ボンネットの店名の由来

ボンネット・看板

1952(昭和27)年創業のボンネット。

店名のBONNETは、ヨーロッパの伝統的な女性用の帽子のこと。
看板やマッチのロゴにボンネットをかぶった女性のイラストが使われています。

前出の「47都道府県の純喫茶」でマスターが、「『イースター・パレード』というアメリカ映画でボンネットをかぶった女性がたくさん出てきた。創業当時の熱海は芸者さんが千人以上いる街だったから、女性が入りやすい店にしようと思いボンネットと名付けた」と語っています。

90歳を超えるマスターの増田博さんは元特攻隊員。
マスターの半生やボンネットの成り立ちについて「大人未来」というサイトが丁寧に取材されています。

三島由紀夫が好んで食べたハンバーガーと高倉健が魔法瓶で持ち帰ったコーヒー

ボンネット・ハンバーガーハンバーガーは単品550円、コーヒーとセットで800円。サイフォンコーヒーとの相性が抜群なのでセットでどうぞ

 

マスターが学生時代、銀座の将校クラブではじめて口にしたハンバーガーという食べ物。

日本ではまだハンバーガーの存在が広がっていなかった時代に、日本人向けにアレンジして作ったハンバーガーがボンネットの名物です。

ドムドムハンバーガーが初出店したのが1970年。マクドナルドが初出店したのが1971年。ボンネットは20年も先取りしてハンバーガーを提供していた

提供時にマスターが「別添のオニオンとレタスを好みで挟んで食べてくださいね」と食べ方を教えてくれました。

注文ごとに焼くハンバーグは肉汁たっぷり。バンズは片手で持てる程の小ぶりなサイズ。
名脇役のポテトも添えられています。

半世紀前にボンネットの常連だったのは、作家の三島由紀夫。ハンバーガーは三島由紀夫の好物だったそう。

 

ボンネットのコーヒー皿に描かれたロゴコーヒーは単品450円。コーヒー皿にはボンネットのロゴがプリントされていました

 

ボンネットにゆかりのある有名人といえば高倉健さんも外せません。

1日50杯以上飲むという無類のコーヒー好きだった健さん。

かつてボンネットの近くに健さんの常宿だった旅館があったため、旅館の女中さんが「健さんに頼まれた」と魔法瓶持参で淹れたてのコーヒーを持ち帰ったのだとか。

健さんは店を訪れることはありませんでしたが、たびたび持ち帰っていたということはコーヒー好きの健さんを満足させる味だったのでしょう。

ボンネットオリジナルグッズが販売中

ボンネットのグッズマスターはオリジナルTシャツを着ていました

 

ボンネットのトートバッグとマッチ

ボンネット店舗でのみ購入できるオリジナルグッズ。

Tシャツ(3900円)とトートバッグ(1200円)の2種類で、私はトートバッグを購入。
マチがありA4ファイルもすっぽりと入る大きさなので、熱海観光する際に重宝しました。

同じデザインのマッチ箱も希望すれば貰えますよ。

ボンネット・店舗情報

【最寄駅】JR熱海駅より徒歩約15分
【住所】静岡県熱海市銀座町8-14
【営業時間】10時~15時
【定休日】日

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