熱海で訪れた喫茶店はボンネット、パインツリー、くろんぼ、サンバード、起雲閣の喫茶室やすらぎの計5店。
当記事では熱海の中心街にある「スナック喫茶くろんぼ」を紹介しています。
創業半世紀超。坂の途中のスナック喫茶くろんぼ
熱海駅から熱海銀座方面に向かう坂の途中にある「スナック喫茶くろんぼ」。
“スナック”と店名にありますが、アルコールが提供される「夜のスナック」でははく、小腹を満たす軽食という意味の“スナック”なので、女性ひとりでも利用できますよ。
![くろんぼ・外観](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/10/998bf292cca789f261bcaa98d8205245-570x428.jpg)
![喫茶くろんぼ・看板](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/10/cfe4e591fd4d4aa6e892845777549739-571x428.jpg)
店舗はカウンター席のみの1階と地下に分かれており、入口も2箇所あります。
1階からは賑やかな笑い声が聞こえてきたので、迷わず地下への階段を下りました。
![くろんぼ・地階へどうぞ](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/10/9cf63850b6039c2e3c720cf33a574b97-570x428.jpg)
![くろんぼ・階段](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/10/3a0f4788d6fee659b88cc5002fd34f3d-570x428.jpg)
![くろんぼ・地下店内](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/10/f0fb928d55b766fc12cbf8ef2a2ac1aa-570x428.jpg)
迎えてくれたのは、気さくで話しやすいママさん。
私を見るなり、「あなたも喫茶店めぐりをしているの?」と話が早い。
難波里奈さんの書籍「純喫茶コレクション」で紹介されているらしく、喫茶店好きがよく訪れるそう。
幸い店内には私しかいなかったため、小一時間ほどママさんとのおしゃべりを楽しみました。
スナック喫茶くろんぼの歴史と店内
![くろんぼ・店内](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/10/708f369219d9b99d07650dc8850d14c2-570x428.jpg)
![喫茶くろんぼ・カウンターチェア](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/10/a69b2560959b7e3e81c7b2706cc2cc56-571x428.jpg)
![くろんぼ・メニュー](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/10/226471406da1c642d82d7cec921ca529-482x428.jpg)
![くろんぼ・プリン](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/10/a85d2347cc223669e564b92b3500aa26-570x428.jpg)
「スナック喫茶くろんぼ」は姉妹でやっている喫茶店で、コーヒー専門店である1階を妹さん、軽食も出す喫茶店を地下をお姉さんが担当しています。
創業からなんと半世紀超。
熱海は主に首都圏の人が利用する温泉地のイメージがあったんですが、関西からの旅行客も多いんだとか。
私が「コロナ 禍で観光客は嫌がられるんじゃないかと思って、なかなか店に入れない」と話すと、「さっきも東京のお客さんがそんなことを言ってたけど、今は誰がコロナにかかってもおかしくない状況なんだから気にしなくていいのよ」と気風がいい言葉が返ってきました。
店を出る際に「熱海を楽しんでいってね」と1階まで見送ってくれたママさん。
その言葉で熱海再訪を誓いました。
スナック喫茶くろんぼ・店舗情報
【最寄駅】JR熱海駅より徒歩約10分
【住所】静岡県熱海市咲見町3-1
【営業時間】11時〜21時
【定休日】無休
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