喫茶店案内

【喜多方・珈琲専門店煉瓦】珍しい煉瓦蔵の喫茶店は元米蔵

珈琲専門店煉瓦
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郡山駅から二両編成の磐越西線に乗り、喜多方駅へ。

喜多方は約4000棟の蔵が現存する「蔵のまち」であるが、珈琲専門店煉瓦も蔵を活かした喫茶店だ。

米蔵を改装して誕生した珈琲専門店煉瓦

珈琲専門店煉瓦・外観春夏は外観が蔦に覆われる
珈琲専門店煉瓦・六角窓六角窓は米蔵だった頃の名残

目的地の「珈琲専門店煉瓦」は喜多方駅の真ん前。
昭和51年創業以来、喜多方駅で降りる客を迎え入れてきた。

元の米蔵は1910(明治37)年、喜多方駅が開業したことに伴い駅前拠点として建てられた煉瓦建物群のひとつ。建物は近代化産業遺産にも認定されている。

 

珈琲専門店煉瓦・内装店内も煉瓦造り

 

珈琲専門店煉瓦・中から見た六角窓天井が高く、教会のような神聖な雰囲気だった
珈琲専門店煉瓦・店内2
珈琲専門店煉瓦・カウンター丸窓の中の埴輪が気になる

 

建物に惚れ込んだ創業者の橋本寛次さんが持ち主に交渉し、改装して喫茶店を開いた。煉瓦が誕生した経緯は「47都道府県の純喫茶」が詳しいので未読の方は読んでほしい。

珈琲専門店煉瓦・店内
珈琲専門店煉瓦・カーテンパープルのカーテンがアクセント

 

珈琲専門店煉瓦・コーヒーとトーストトーストセット700円 モーニングはない

 

蔵造りの喫茶店といえば住吉の「ポイント」を思い出すが、煉瓦蔵は珍しい。
「ポイント」は純和風蔵だから趣は異なるが、懐かしさとあたたかさは共通している。BGMがジャズなのも同じ。

創業者である橋本寛次さんはすでに亡くなっており、奥様と娘さんが二人で切り盛りしていた。

お客さんがいなくなったタイミングで「47都道府県の純喫茶」を見て来たことを話す。
「美しい純喫茶の写真集」にも取り上げられ、遠方からも時折お客さんが来るそうだ。

郡山の「ドン・モナミ」と同じく、店に来るまでに時間がかかりすぎたため、創業者に話を聞けなかったことが残念だ。

珈琲専門店煉瓦・店舗情報

【最寄駅】JR喜多方駅よりすぐ
【住所】福島県喜多方市町田8200−69-1
【営業時間】7時〜17時
【定休日】無休

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