私なりの喫茶店地図を作ろうと、#大阪24区の喫茶店 めぐりをしているんですが、同じエリアにばかり足が向いてしまいなかなか進みません。
今回は阿波座の「モカ」と同じくトニー・ベネットがBGMだった住吉区帝塚山の「カフェキュービックポイント」をさらっとご紹介します。
ジャズに惹かれて足を伸ばした帝塚山の喫茶店 キュービックポイント(POINT)
![喫茶ポイント・外観と線路](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/02/b88bf90d50c4e4ff07195e264a950e3c-571x428.jpg)
![カフェキュービックポイント外観](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/02/カフェキュービックポイント外観-min-554x428.jpg)
チンチン電車の窓から見える洋菓子店「ポアール」を以前記事にしましたが、このエリアで外せない喫茶店が真っ白な壁に斜めに「POINT」と描かれた外装が目印のカフェキュービックポイント。
喫茶店めぐりをはじめたころは、1996年にカタログハウスから発行された「私の愛する喫茶店 関西編」という本を参考にしていました。
カフェキュービックポイントも本を見て訪れた店のひとつです。
さりげなく置いてあるマッキントッシュのアンプ、数千枚はあろうかと思われるジャズのLP、それらが全然わざとらしくなく、見せつけようとする気構えもなく自然に無造作に置かれている。
引用:私の愛する喫茶店 関西編
めちゃめちゃインパクトのある外装でありながら街並みにしっくりと溶け込んで見えるのは、もともとは“蔵”だった建物を利用しているから。
![カフェキュービックポイント店内全景](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/02/カフェキュービックポイント店内全景-min-570x428.jpg)
![カフェキュービックポイント店内](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/02/カフェキュービックポイント店内-min-570x428.jpg)
![喫茶ポイント・カウンター](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/02/07fe10e83e2aa8ebd4ed4555331b299f-571x428.jpg)
店内に入るとこの通り。蔵の構造体をそのままに、喫茶店として営業しています。
![カフェキュービックポイントのオーディオ](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/02/カフェキュービックポイントのオーディオ-min-593x428.jpg)
カフェキュービックポイントの店主は女性。
1978年創業当時はジャズ喫茶としての側面が大きかったらしいのですが、現在は街の喫茶店としてモーニングやランチを食べに来るお客さんが多いそう。
少しもったいない気もしますが住宅地のオアシスになってるならと、納得。
![カフェキュービックポイント・天井](https://www.kissa-nostalgia.net/wp-content/uploads/2020/02/カフェキュービックポイント・天井-min-570x428.jpg)
この空間を生かしてジャズライブをしないんですか?とママに尋ねると、「以前オルケスタ・デ・ラ・ルスのメンバーを呼んでライブをしたことがあるんだけど、ライブをやるには狭すぎるからもうやらない」との返答。
トニー・ベネット&ダイアナ・クラールの「Love Is Here To Stay」を存分に味わいながら、ママに話を伺いました。
マツタケ喫茶店さんの訪問記録もあわせてご覧ください。
カフェキュービックポイント(POINT)店舗情報
【最寄駅】阪堺電車姫松駅より徒歩2分
【住所】大阪市住吉区帝塚山東1-5-24
【営業時間】9時〜18時
【定休日】月・金
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