大阪

【阿波座・モカ】ほとんど知られていない大阪のジャズ喫茶は穴場中の穴場

コーヒーハウスモカ客席

保留にしたままの喫茶店が多くあるので「純喫茶めぐり」を一旦休んで、記事を更新することに専念します。

阿波座駅徒歩3分。オフィスビル地下1階のジャズ喫茶「コーヒーハウスモカ」

大阪市西区の阿波座駅。

阿波座駅が最寄りの会社で働いていたことがあるのですが、こんなに駅近に老舗の喫茶店があることを知りませんでした。

 

コーヒーハウスモカのビル 喫茶モカの看板

オフィスビルの前を通りかかると「昭和49年創業」という喫茶店の看板が目に止まりました。ビルの地下に喫茶店があるの……?

 

コーヒーハウスモカの外観

誘い込まれるようにビルに入り階段を降りてみると、「コーヒーハウスモカ」「いけばな教室」という不思議な組み合わせの看板が2つ。

 

コーヒーハウスモカ店内1 コーヒーハウスモカ客席 コーヒーハウスモカ店内入口側

店内は純度の高いクラシカルな雰囲気!!

こじんまりした店内の壁は、左官仕上げと思われる陰影のついた白壁とレンガで構成。
レンガの上に飾られたレコードジャケットに目を奪われます。

個人宅のオーディオルームのような、ちんまりした感じがたまりません。
思いがけず掘り出し物を見つけたときのような高揚感に包まれました。

 

コーヒーハウスモカの床

敷き詰められた深紅の絨毯にはところどころダイヤの柄。
実は穴が空いているのをごまかすためにダイヤの形に布を貼り付けているんだそう。

全部トランプの柄にしたかったんだけど、他の柄は切るのが難しかったからダイヤだけにしたというのが最高です。

 

LITTLE JAMMERバンダイのミュージシャンロボット“LITTLE JAMMER”が生演奏を見せてくれました

 

ジャズ喫茶と生け花教室が共存する不思議空間

モカのマスターと妹さん迎えてくれたのはハツラツとしたマスターの秋田謙吾さんとママの加代子さん。
仲の良いご夫婦かと思いきや、実は兄妹。

モカは妹である加代子さんが1974(昭和49)年に創業。しばらくしてお兄さんの謙吾さんと一緒に経営することに。

1990年に加代子さんが店内で生け花教室をはじめ、2000年に入り謙吾さんがジャズを流すようになったそう。
ジャズ喫茶としては歴史が浅いため、関西ではほとんど知られていないのでは?

 

コーヒーハウスモカの壁目立つ場所に、三代澤康司さん(朝日放送のアナウンサー)が書いた「日本を原(たず)ねて」という書が飾られていました。「日本を原(たず)ねて」という言葉はマスターのモットー

 

リクエストしたJAZZボーカルや、マスターの好きなマグシー・スパニアなど次々とレコードを聴かせてもらいました。

辛い時にジャズを聴いて心が救われた

コーヒーハウスモカ店内2

マスターがジャズを聴き始めたのは2000年以降。
経営難で落ち込む日々が続いた時に、常連客に薦められたのが「ジャズを聴くこと」でした。

ブルース、JAZZを生み出した黒人音楽のルーツを知るうちに「自分の苦しみは大したことない」と思うようになり、心が救われたんだとか。

「もっと若い頃にジャズと出会いたいとは思いませんでしたか?」と私が野暮な質問をすると、「売り上げが悪いからジャズに出会えた。ジャズのおかげで物事を常に良い風に捉えられるようになりました」と返ってきました。

おそるおそる階段を降りて入ったモカでしたが、お二人のお話が楽しくて結局1時間半も居座ってしまいました。

「悪口でもいいから話題にしてほしい」と仰っていたマスター。
よみがえれ!純喫茶の制作スタッフは今すぐに喫茶モカに取材に行った方がいいです。

コーヒーハウスモカのメニュー

モカのメニュー
モカのハヤシライスハヤシライスは単品500円!セットは550円と激安

喫茶のすたるじあの読者に特典

モカのブローチ「喫茶のすたるじあを見た」ことを伝えていただければ、マスターが陶器で作ったブローチをプレゼントしてくれるそう。ぜひお出かけくださいね。

コーヒーハウスモカ(喫茶モカ)店舗情報

【最寄駅】大阪メトロ阿波座駅9番出口より徒歩3分
【住所】大阪市西区西本町3丁目1-46 第五奥内ビルB1
【営業時間】8時〜20時(土曜は17時まで)
【定休日】日・祝

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