こんにちは、純喫茶保存協会のコトリス(@Kotori_fresh)です。
当記事ではすでに閉店してしまった阪急淡路駅の喫茶ダイヤモンドを記録しています。
今週末から「マッチの喫茶展 in OSAKA」がはじまります(終了)
イベントはすでに終わっています
6月16日(土)から7月1日まで、大阪・此花区のミニコミやリトルプレスを取り扱うセレクトショップ「シカク」にて、「マッチの喫茶展 in OSAKA」が開催されます。
東京で閉店した喫茶店の家具を販売する「村田商會」の店主をされている「喫茶店のマッチ」こと村田龍一さんが日本全国47都道府県を巡って集めた400点ものマッチが展示されますよ。
喫茶店でもらえる小さなスーベニールのマッチですが取り扱う店は年々少なくなってきて、「昔は置いていたんだけど、今はもうない」と言われることが多々。
会場では1回100円のマッチのガチャガチャ「マッチガチャ」が登場。
今や貴重な存在になりつつあるマッチをゲットできるチャンスです。
村田商會のHPに村田龍一さんの在廊日が記載されているので、集めたマッチのエピソードが知りたい方は在廊日を狙っていきましょう。
入場無料のイベントなので、喫茶店好きな方はぜひ足をお運びくださいませ。
淡路駅前の至宝「ダイヤモンド」
2年前に閉店した大阪・淡路の喫茶店「ダイヤモンド」。
「喫茶店のマッチ」こと村田龍一さんが来阪された際に、最後の姿を一緒に見届けた思い出の喫茶店です。
淡路の喫茶店『ダイヤモンド』。今月末で閉店、再開発により取り壊しとなるそうです。いつもTLで喫茶店の素敵な写真を見せてくれる小鳥巣さんと訪れました。 pic.twitter.com/MOLdnVk7yw
— 喫茶店のマッチ@6/16〜大阪シカクマッチ展 (@matchi_cafe) October 28, 2016
阪急京都線と北千里線の乗り換え駅である「淡路」駅は、高架路線化と駅周辺の区画整理事業も並行した大規模な工事が行われています。
懐かしい思い出のある駅ですがどんどん様変わりして、もう記憶の中にある淡路駅を蘇らせてくれるものは残っていません。
「淡路といえばこの喫茶店!」という存在だった「ダイヤモンド」は区画整理に巻き込まれ、2016年10月31日に閉店しました。
遠方からでも目を引く建物は、打放しコンクリートの住宅「塔の家」で知られる建築家・東孝光の設計。
昭和43年6月竣工と書いてあるので、創業も同じ頃でしょう。
私が最も喫茶店を巡っていたのは2014年から2015年頃にかけて。
ダイヤモンドを初訪問したのはその頃ですが、居心地の良さが気に入り度々訪れていました。
中二階のある喫茶散歩、最後は今月末に閉店する淡路駅東口のダイヤモンド珈琲へ。駅前の再開発は進んでいるもののダイヤモンド周辺は残っていたから、このままずっと在り続けると思っていた。弘前城天守のように移転できたらいいのに。「喫茶とインテリア」に載せてほしかったな…。 pic.twitter.com/CK3W8dq8pC
— コトリス (@Kotori_fresh) October 14, 2016
ダイヤモンドの閉店まで残りわずか。名物ダイヤバーグロールのほか、ミルクセーキ、ホットケーキなどメニューも豊富です。1階と2階で雰囲気が違いますので、それぞれで時間を過ごしてみてください。 pic.twitter.com/tzMmT1TgAC
— コトリス (@Kotori_fresh) October 28, 2016
客席は1階と2階に分かれています。
1階の薄汚れたファミコンを連想するカラーリングの椅子が好きでした。
1階は庶民的な雰囲気ですが、ロフトのような感覚が味わえる2階はモダンな空間。
浮かび上がる木目が美しい壁と天井をより味わえます。
こんなにも素敵な喫茶店だったのに、今は跡形もありません。
好きな場所が跡形もなく消えてしまう前に、私は喫茶店の写真を撮り続けます。
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