奥深い京都のエッセンスがぎゅっと詰まった琥珀羹は私の夏の定番。
今回は贈り物にぴったりの「食べられる紫陽花」をご紹介します。
鶴屋吉信・季節の羊羹“工藝菓”シリーズの「紫陽花」

こちらが食べられる紫陽花。
梅雨の真っ只中にある今こそふさわしい、鶴屋吉信の工藝菓「紫陽花」です。
包装紙も工藝の名にふさわしい美しいビジュアルで、特別感がありますね。
毎年初夏から仲夏(6月下旬頃)まで販売されている清々しい和菓子を阪急うめだ本店で発見し、確保しました。
京都・西陣に本店がある鶴屋吉信は江戸時代の享和三年(1803)創業の和菓子店。
関西近郊だけではなく東京の日本橋や世田谷に支店があるほか、伊勢丹、東武、小田急など百貨店にも出店しているので、関東の方も聞き覚えのある京菓子店ではないでしょうか。

パッケージを開けると、雨露に濡れた紫陽花が現れます。
伝統に裏打ちされた味はもちろんのこと、季節を閉じ込めたかのような美しさが京菓子の魅力。
鶴屋吉信の食べられる紫陽花羊羹の味は?

横から見たらわかりやすいんですが、寒天に砂糖や水飴などの甘味を加えた琥珀羹と小倉羊羹の二層で作られています。

冷蔵庫で一晩冷やしてから、あたたかい緑茶と一緒にいただきます。
紫陽花が浮かぶ琥珀羹は甘めでゼリーのような食感。
小倉羊羹はあっさりした上品な甘さであずきの粒感が残る舌触り。
コーヒーのお供にしても良さそう。
紫陽花のお取り寄せは鶴屋吉信公式サイトで
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