地名を聞いただけで胸が痛くなる青森県津軽地方は、私にとってノスタルジーの象徴。
当記事では青森土産にぴったりの「金魚ねぶた羊羹」をご紹介しています(前置きが長いので「金魚ねぶた羊羹」について知りたい方は目次2に飛んでください)。
青森は私の第二の故郷
私は大阪生まれですが、私の父は青森県出身。
小学生の頃の夏休み期間中は青森市の祖母宅に預けられていたため、夏といえばねぶたに海水浴にお盆……と青森で過ごした夏休みの記憶が蘇ります。
バーチャル駅長に立候補した理由のひとつとして、「最優秀賞でもらえる旅行券30万円分をゲットして青森に帰りたい」という願望がありました。
おかげさまで願いは届き、最優秀賞の旅行券で5年ぶりに青森に帰ることができました。
ねぶた祭りを最後に見たのは6年も前。
今年は大阪・梅田のドージマ地下センターの青森・岩手えぇもんショップでお菓子を買い込んでネット中継でねぶたを楽しんでいました。
津軽人のハーフなので、ねぶた祭りの時期は点灯してネット中継のねぶたを観覧しています。 pic.twitter.com/zsc9Z3Oqst
— コトリス (@Kotori_fresh) August 5, 2018
青森土産にぴったりの金魚ねぶた羊羹を大阪で発見
うめだ阪急の「日本の銘菓撰」コーナーでご当地のお菓子をチェックしていたときに、目に止まったのが青森土産としても人気の「金魚ねぶた」を模した羊羹でした。

金魚ねぶたとは

「金魚ねぷた」は組ねぷたの源であると言われています。ねぷた同様、昔は骨組を竹で作っていましたが、現在は針金で作られたものが主流となっています。昔から「幸福をもたらす金魚」として庶民に喜ばれてきた「津軽錦」と呼ばれる金魚を模ったものです。赤い色と愛嬌のある顔が可愛らしく、津軽一円の民芸品として親しまれています。

箱の中には手の平サイズの金魚がたっぷり詰まっています。
金魚ねぶたの親玉のようなちょうちんは山口県の柳井市の民芸品「金魚ちょうちん」です。
金魚ねぶた羊羹の食べ方

金魚の包装紙を開けると、マスカットの果実のような丸い羊羹が登場します。
容器はゴム製の風船。丸い羊羹に爪楊枝を刺すと、ゴムがくるりと剥けて食べられます。
紅玉りんごのジャムも混ざっているので、羊羹でありながらさっぱりした味。
羊羹のようなグミのような……はじめて口にする食感でした。
なかなか行くことができない津軽を思って、ひとつひとつ大切に味わいました。
楽天、Yahooショッピングからネット注文も可能
楽天などでも取り扱いがあるので、興味のある方はぜひ一度ご賞味ください。
贈り物として誰かに送っても喜ばれますよ!
金魚ねぶたを作る武内製飴所は津軽飴の元祖
金魚ねぶた羊羹を作っている武内製飴所は創業1858年(安政5年)。
150年の歴史を持つ水飴、「津軽飴」の元祖店。
健康食品としても人気の「津軽飴」は楽天などでも販売しています。

