喫茶店案内

【旭区千林・千福珈琲店】ここは実家?路地裏の“家系喫茶”

千福珈琲店の外観
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細々とやっている大阪24区の喫茶店めぐり。
今回ご案内するのは、大阪市旭区千林(せんばやし)の喫茶店です。

 

大阪市旭区旭区の位置

 

旭区は商店街の元気な区。
特に大阪メトロ千林大宮駅と京阪千林駅を結ぶアーケードの「千林商店街」が現在も賑わいを見せています。

夫の実家が旭区にあるため大阪市内の中では何度も足を運んでいる区ではあるんですが、一人で散策するのは久々。
せっかくなので一人でしか行けないような喫茶店を目指すことにしました。

京阪千林駅より徒歩5分。昭和の面影が残る路地裏の千福珈琲店

千福珈琲店の外観京阪千林駅のガード下をくぐり、密集した住宅地へ足を進めた途中に気になる佇まいの喫茶店を見つけました。

元は黄緑色? 色落ちした装飾テントが歴史を物語ります。

 

千福珈琲店の外観アップガラスケースを覗くとコーヒー豆のオブジェが並んでいます。
丸福珈琲店を連想する「千福」という店名が決め手になり、扉を開けると……

 

千福珈琲店・店内入口すぐ 千福珈琲店のカウンター横から
千福珈琲店のカウンターカウンターの曲線が素敵。 ブラウンの店内に白い壁面が空間のアクセントになっている

 

良くいえば気取りのないアットホームな、言葉を濁せばやましたひでこ先生(@断捨離)に怒られそうな雑然とした空間が現れました。

私の実家がまさにこんな感じ……。片付けられない親族を持つ方は懐かしさを覚えるかもしれません。

店舗がまさに家屋と化している“家系喫茶”には何度か足を運んだことがありますが、ここまで家っぽさのある喫茶店は神戸御影の「いづみ」以来で静かな感動を覚えました(笑)

いづみについては「神戸懐かしの純喫茶」の著者・芝田真督さんのブログを参考に

 

千福珈琲店・メニュー表現在出せるメニューはコーヒーのみ

 

千福珈琲店のコーヒーおまけでゆで卵をつけてくれました

 

千福珈琲店の創業は半世紀ほど。
現在はママさんお一人で切り盛りされています。

店にいたのは小一時間ほどですが、小一時間の間にお客さんが二人やってきました。
人気の理由は明るく気さくなママさんのお人柄でしょうか。

ママさんはかなりの猫好き。
我が家でも2匹の猫を飼っているので話が弾みました。

 

千福珈琲店・ネコ科の動物の写真猫の写真だけではなく、ネコ科の動物の写真も飾っていました。
ジェラール・フィリップも大好きなのだとか。

“家系喫茶”は嗜好品のひとつ。
雑多な空間に耐性のある方におすすめします。

千福珈琲店・店舗情報

【最寄駅】京阪千林駅より徒歩5分
【住所】大阪市旭区清水3丁目3−4
【営業時間】10時~18時
【定休日】火曜

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