京都最古の花街「島原」に元揚屋を使ったカフェがあることをご存知でしょうか。
今回は近代建築が好きな方におすすめしたいカフェをご紹介します。
島原にある元揚屋「きんせ旅館」はカフェ&バーとして営業中
時代劇に登場しそうな情緒を感じる木造2階建ての建物。こちらが、島原を見学した際にぜひ寄って欲しい「きんせ旅館」です。
1日1組限定で宿泊できる旅館なんですが、1階はカフェ&バーとして営業中。
きんせ旅館もかつては揚屋として使われていたんですよ。
格子戸を開けると迎えてくれたのは、美しいタイルが貼られたエントランスと欄間のステンドグラス。
ほれぼれしながらしばらくこの場所に佇んでいました。
ステンドグラスがふんだんに使われた妖艶な空間
カフェへと続くドアを開けると妖艶な光が灯る大広間が現れました。
和風然とした外観の内部にこんな西洋風の空間が待っているとは……。
建物自体は築250年ほどですが、内装は大正後期から昭和初期にかけて洋風に改装されています。
かつてダンスホールとして使われていた折り上げ天井の大広間では、不定期でライブやイベントが開催されています。
ここでアルコールを口にしたら至福の時間を過ごせるでしょう。
きんせ旅館はいつでも利用可能。
京都駅からわずか一駅の「丹波口駅」が最寄りですので、ぜひ足を伸ばしてくださいね。
きんせ旅館(カフェ&バー)・店舗情報
【最寄駅】JR丹波口駅より徒歩5分、または市バス207番・206番「島原口」停留所下車 花屋町通を西にまっすぐ(徒歩10分)
【住所】京都市下京区西新屋敷太夫町79
【営業時間】15時~22時
【定休日】火(公式ツイッターにて要確認)
【公式ツイッター】https://twitter.com/kinseryokan
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