こんにちは、純喫茶保存協会のコトリス(@Kotori_fresh)です。
関西圏以外の方が神戸と聞いて思い浮かべるのは、ポートタワーや中華街、異人館のある中央区の風景だと思いますが、同じ神戸市内でも区ごとに見せる表情は様々。
今回はダンケやにしむら珈琲店など有名珈琲店が乱立するコーヒー激戦区、東灘区御影の「コーヒーハウス井戸」を店内写真満載でご紹介します。
すぐそばにある「珈琲ん」とともに、気分で使い分けてくださいませ。
阪神御影駅から徒歩5分のコーヒーハウス井戸
スイスの山小屋っぽい外観が目を引くコーヒーハウス井戸。
店内も山小屋風。天井が高く、席空間にはゆとりがあります。
真ん中に堂々と鎮座するのはハモンドB3オルガン。
店内で流れるBGMはもちろんオルガン・ジャズです。
コーヒーハウス井戸のモーニングは5種類から選べます
モーニングは朝8時から11時まで。飲み物を頼むとプラスの金額で5種類のモーニングが選べます。
今回は店員さんオススメのフォカッチャサンドモーニングを戴きました。
しっかりした歯応えのフォカッチャにハムとレタスが挟まれていて、アクセントの辛子マヨネーズが効いています。
ドリンクの種類が豊富!コーヒーハウス井戸のメニュー(取材時)
井戸の最大の魅力は、ドリンクメニューとパンのメニューが充実していること。
絶妙なところを付いてくるメニューばかりで毎回何を頼もうか真剣に悩みます……。
2019年5月に注文したのは新メニューのクランベリー&mixベリー(600円)。
おしゃれなメイソンジャーになみなみと入ったサイダーのような爽快感のあるドリンクですが、中ジョッキ並みの容量にびっくり。
蒸し暑い季節に喉を潤してくれます。
あわせてツナ&たまごサンド(300円)を注文。
小腹が空いているときにちょうどいいボリュームです。
ドリンクとあわせて味わいたいケーキもありますよ。
井戸のオーナーはハモンド・オルガンプレイヤー
コーヒーハウス井戸の創業は1976年(昭和51年)。
かつては民家だった土地にあった井戸を入り口前にそのまま残して店名にしたそう。
教会を思わせる2階にも、ドラムセットやハモンド・オルガンが設置されています。
ハモンド・オルガンのプレイヤーでもあるオーナーにリクエストして弾いてもらいました。
真空管アンプや50年代の真空管ラジオなどオーナーこだわりの品々が飾られており、プチ博物館さながら。
年代物のレジスターや壁掛けの電話機など、懐かしさを感じる機械も現役で使われています。
焙煎機が2階にあり、オーナーが自らコーヒー豆の炭火焙煎を行っています。
コーヒー豆は店頭はもちろん、HPからも注文可能。
コーヒーハウス井戸では毎週日曜日にジャズライブを開催中(コロナのため休止中)
Youtubeなどで気軽にジャズを聴けるようになりましたが、ジャズに興味がある人に生の演奏を聴いてほしいと毎週日曜日の18時から21時にワンオーダーで聴ける生演奏のジャズライブを開催中。
また、若い人が好むメニューの考案や若いスタッフが率先してTwitterでお店の情報を発信するなど、時代の移り変わりとともに新しさを取り入れる側面も。
渋いジャズに耳を傾けながら、オーナーが愛する70年代から80年代の雰囲気を感じてください。
オーナーの栗栖明さんにインタビューしました
コーヒーハウス井戸・店舗情報
【最寄駅】阪神御影駅から徒歩5分
【住所】神戸市東灘区御影本町6丁目2-22
【営業時間】8時~22時
【定休日】無休
【公式HP】http://www.jin.ne.jp/ido/index.html
【公式Twitter】@coffee_houseido
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