佐賀県伊万里市の「ロジエ」の後は、長崎県佐世保市へ。
十数年前の新婚旅行先が由布院と長崎だったので佐世保には来たことがあるんだけど、行ったのはハウステンボス。佐世保駅で下車するのははじめて。
念願だった佐世保市の名喫茶「珈琲専門店くにまつ」に向かいました。
創業51年。コーヒーメニュー以外も楽しめる珈琲専門店くにまつ
JR佐世保駅から徒歩約10分。
「47都道府県の純喫茶」長崎代表の「珈琲専門店くにまつ」に到着。
1971年創業。創業半世紀を超えるくにまつの歴史は「47都道府県の純喫茶」に詳しく書かれているので、読んでいない方はご覧ください。
迎えてくれたのは二代目の國松弘樹さん。髪色は奇抜でしたが、黒ベストに蝶ネクタイという折り目正しいユニフォーム。はずすスタイルでしょうか。
観光客、地元の常連さん、海軍兵まで等しくカウンターで肩寄せる店だと事前情報で知っていたけど、噂にたがわず常連さんらしき人がカウンターでマスターと談笑していました。
入口から最奥の席に着席。聞き耳を立てずとも聞こえてくるローカルな話に旅情を感じました。
珈琲専門店なのでコーヒーメニューの種類が多い。ジュース類も豊富でした。
注文したのは「アメリカンセーキ」。長崎市の名物がミルクセーキだとは知っているけど、米海軍が行き交う佐世保ではアメリカンセーキと呼ばれているんだろうか。運ばれてきたのはアイスの上にさらにアイスが盛られた不思議な形状のミルクセーキでした。
マスターと山之内遼さんの話を
色んな年代のお客さんが入れ替わり立ち替わり来店し、マスターと話すチャンスはなかなか訪れず。
お客さんが途切れたわずかな間に山之内遼さんの話をしました。
「47都道府県の純喫茶」のくにまつのページは「師匠から英樹さん(先代)、そして美佐子さん(ママさん)へと継承された味を乗せて、くにまつの航海は続く」という文章で結ばれていたけど、今は二代目マスターの弘樹さんを中心に三人で切り盛りしているそう。
弘樹さんいわく「山之内さんは若いのに純喫茶が好きで、取材を受けた母も亡くなったことを残念がっていました」。「遼さんのお母様に伝えます」と返し、店を出ました。
佐世保は趣があり好きな雰囲気の街だったけど町歩きする元気は残っておらず、海を眺めてから特急みどりで佐賀駅に戻りました。長崎市はいつ行けるかなぁ……。
疲れたので特急に乗りました😷#のりものでのみくい pic.twitter.com/s2QJdGZiQe
— コトリス (@Kotori_fresh) November 16, 2022
珈琲専門店くにまつ・店舗情報
【最寄駅】松浦鉄道佐世保中央駅より徒歩5分、JR佐世保駅より徒歩約10分
【住所】長崎県佐世保市上京町4-16
【営業時間】10時~21時
【定休日】火曜・不定休
【公式インスタグラム】https://www.instagram.com/coffee.hiro/
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