心がときめく喫茶店のメニューと聞いて頭に思い浮かぶのは、色鮮やかなクリームソーダ、背の高いグラスに盛られたパフェ、そしてプリン・ア・ラ・モード。
そのすべてがメニューに揃う、阪神西宮駅前の「喫茶とお酒 花と寅」にお邪魔してきました。
店主曰く「純喫茶ではなく、お酒も飲める不純喫茶」だそう。
阪神西宮駅よりすぐ。喫茶店スイーツの王道メニューが人気の「花と寅」
「花と寅」があるのは、阪神西宮駅北側のレンガ造りのビル「マルシェ西宮」の3階。
外観は普通のマンションの一室に見えますが……
扉を開けると、別世界。秘密基地のような空間が現れました。
香港映画に出てきそうな華やかで懐かしい店内。ドライフラワーや照明などディテールにも目を奪われます。
オンラインショップで、はらわたちゅん子さんの画集やアデリアレトロのグラスを取り扱っているのを見て、懐かしさで胸がきゅんとする系のお店なんだろうなぁとイメージを膨らませていましたが(上から目線ですみません)、期待以上でした。
日照条件が良い日の16時頃、店内に虹が出現するというので狙って行ったら虹が現れました!吉兆ですね。
予約特典のウェルカムサービスとして提供されたのは、フレーバーティーとバラの形のクッキー。お心遣いがありがたいです。
ガラス製の白鳥の器に盛られたプリンアラモード。その名もスワンアラモード!
通常のプリン・ア・ラ・モードにあたる「花寅アラモード」、プリン単体の「レトロプリン」、レトロプリンよりも濃厚で硬めの「ハードコアプリン」などプリンだけでも4種類のメニューが楽しめますが、ぜひとも頼んでみたかったのが白鳥の形をしたガラスの器に盛られたスワンアラモード!
1日3食限定なので、席の予約の時点でキープしました。
白鳥の羽や尾を表現したリンゴの切り方に気づいて、静かに感動。ビジュアルにときめいて、なかなか食べられません……。
見た目だけではなく、味も抜群。
自家製プリンを覆うように季節のフルーツがてんこ盛り。アイスと生クリームの量もたっぷりで満足感を得られます。底にはグラノーラが詰まっていました。
飲み物は紅茶専門店アムシュ(amsu tea)のフレーバーティーの中から、ラ・フランスを選びました。ポットで提供されるのでたっぷり飲めるのが嬉しい。
砂糖入れもスワンでスワンづくし!
次は20種類から選べるクリームソーダを飲みたいなぁ。
まとめ
通常ひとりでカフェを利用する場合小一時間で退店するんですが、花と寅さんは居心地が良すぎて制限時間の90分間をまるまる使わせてもらいました。
なんと店主の福山さんは当サイト「喫茶のすたるじあ」を見たことがあるそうで、あたたかい言葉をかけていただきました。
「こんなブログ、誰が興味あるねん」という思いが常にあるので、知ってくれる方がいることに励まされます。
私の記録はただの目印。目印を参考に、それぞれの喫茶店の旅を紡いでもらえれば嬉しいです。
喫茶とお酒 花と寅・店舗情報(閉店)
【最寄駅】阪神西宮駅えびす口より徒歩2分
【住所】兵庫県西宮市和上町1-6 マルシェ西宮3F
【営業時間】14時~20時
【定休日】火・水
【オンラインショップ】https://hanatotora30.thebase.in/
【Twitterアカウント】https://twitter.com/hanatotora305
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