スコーレとともに堺に行ったらぜひ訪れたかったのが、「珈琲は黒い魔女」の看板がある「純喫茶フレンド」。
こちらもインスタのフォロワーさんに教えていただきました。
創業53年の純喫茶フレンドを堺遺産に認定したい
純喫茶フレンドの最寄りは阪堺電車阪堺線の大小路駅。
 (喫茶くすのきの最寄りである宿院駅から徒歩でも可能)
堺市堺区の中心市街地を東西に横断する道路「大小路筋」を一歩入った住宅地にあります。
 外観から憩いの土着喫茶感がビンビンに伝わってきます
外観から憩いの土着喫茶感がビンビンに伝わってきます
喫茶くすのきはアーケード商店街にあるので見つけやすいんですが、純喫茶フレンドは自力ではたどり着けなかったでしょう……。
 魅惑のガラス扉
魅惑のガラス扉 「珈琲は黒い魔女」のロゴが入った立て看板
「珈琲は黒い魔女」のロゴが入った立て看板
 
 
 小ぶりなカウンター
小ぶりなカウンター入店して真っ先に心が持って行かれたのは、床に敷き詰められた青い絨毯。
「47都道府県の純喫茶」を読んで最初に足を運んだ県外の喫茶店が、青い絨毯の「純喫茶ブラジリア」だったこともあり、青い床の喫茶店は特別な存在です。
 
  
 
 奥に向かって右手の壁はビニールレザーの壁面装飾、左手の壁は砂壁と緩やかなV字の飾り棚、レジ奥に柄の壁紙を取り入れているなど、表情豊かな演出が素晴らしい。
奥に向かって右手の壁はビニールレザーの壁面装飾、左手の壁は砂壁と緩やかなV字の飾り棚、レジ奥に柄の壁紙を取り入れているなど、表情豊かな演出が素晴らしい。
とんでもなく魅力的な内装は喫茶建築専門の設計士さんにお任せして造り上げたものだそう。

 色紙に描かれた能面の日本画、天井から多数ぶら下げられたモビールの飾り、なぜか多いピエロモチーフの小物などマスターの家のような感じもして寛げました。
色紙に描かれた能面の日本画、天井から多数ぶら下げられたモビールの飾り、なぜか多いピエロモチーフの小物などマスターの家のような感じもして寛げました。
チャーミングにもほどがあるおじいちゃんマスター
 純喫茶フレンドの主人は白髪とヒゲがチャーミングなおじいちゃんマスター。
純喫茶フレンドの主人は白髪とヒゲがチャーミングなおじいちゃんマスター。
 なんと御年93歳。
もともとコーヒー好きだったマスター。銀行マンを脱サラして純喫茶フレンドをオープンしてから53年。
半世紀前の喫茶店の思い出話や、「珈琲は黒い魔女」を製造していた福田珈琲の社長にお世話になっていたことなどいろいろ教えてもらいました。
 2度目の訪問の際に譲ってもらったマコちゃんのタオル
2度目の訪問の際に譲ってもらったマコちゃんのタオル
世界遺産のある堺市の堺遺産に認定してほしいほど保護したい欲(?)を感じました。いや、私が勝手に堺遺産に認定しましょう。
緊急事態宣言解除後に、真っ先に再訪しました。
純喫茶フレンドのメニュー

 愛す・コーヒ 350円
愛す・コーヒ 350円純喫茶フレンド・店舗情報
【最寄駅】阪堺電車阪堺線・大小路駅より徒歩5分
 【住所】大阪府堺市堺区熊野町東3丁2
 【営業時間】9時〜16時半
 【定休日】日祝
 
ZINE(同人誌)「喫茶店の人」シリーズをSTORESで販売しております。
物販での売上は純喫茶保存協会の活動資金に使用します。
 ご協力をお願いいたします。


 
  
  
 









