喫茶店案内

【岩手奥州・ソワレ】水沢はわざわざ訪れたくなる喫茶店の宝庫

水沢・喫茶ソワレのカウンター全景

今回は岩手旅行、初日編です。

新型コロナの影響で搭乗予定だったJALの便が運行取りやめに。
伊丹空港7時5分発(!)の便に変更になったため、岩手に到着したのは午前中です。

最初に向かったのは岩手県内陸南部の奥州(おうしゅう)市にある水沢駅でした。

2日目に宿泊予定の盛岡市、今回は見送った一関市の次に人口が多い奥州市。
喫茶店や洋菓子店の密度も高いので、どこかに振られてしまってもどこかには入れるだろうという算段です。

10時半に水沢駅に到着したものの、水沢ではモーニングを食べる習慣がないのかことごとく喫茶店が開いていない……

仕方ないので駅から距離のある洋菓子店に向かい、ケーキでお腹を満たしました。

創業40年。水沢駅徒歩15分の喫茶ソワレで雪宿り

水沢・喫茶ソワレの外観

雹と雨と強風に見舞われ、持参した折りたたみ傘はぽっきりと折れました……。
ずぶ濡れでたどり着いたのがこちらの「喫茶ソワレ」。

そもそも水沢駅で降りた第一目的が喫茶ソワレ。

ソワレといえば真っ先に思い浮かべるのが京都河原町のソワレですが、岩手県にも同名の喫茶店があると知ってずっと訪問を夢見ていたのです。

 

水沢・喫茶ソワレの階段2階への階段が天国への階段に思えます

 

水沢・喫茶ソワレの入口営業中の札を確認して息を整えました

 

水沢・喫茶ソワレの店内全景 水沢・喫茶ソワレのカウンター

迎えてくださったのは岸辺一徳似のマスター。

常連さんと思われるお二人のお客さんとカウンターで談笑していたので、小部屋になっている窓辺の席に腰を落ち着けました。

 

水沢・喫茶ソワレの店内

鯖江のマロン三世のような風景写真の前には、防府のエトワルを思い出すクリーム色のチェアが並び、それでも空間が広々。

 

水沢・喫茶ソワレのカウンターチェアぽってりとした椅子が整然と並んでいるのが可愛い

 

水沢・喫茶ソワレのカウンター全景正面からカウンターを見ると厚みのあるコンクリートが湾曲しているのがわかる

 

水沢・喫茶ソワレの小部屋 水沢・喫茶ソワレの小部屋天井

小部屋の窓からは音もなく舞う雪。
この店には酸いも甘いも噛み分けた大人が似合うなぁとしみじみ……。

東北訛りに耳を傾けながら「延々と会話を聞いていたい」とうっとりしていたら、常連さんは続け様に退店。

マスターお一人になったところで、「実は大阪から来まして……」と打ち明けたら予想以上に驚かれました。
関東方面から自家用車で来る人は何人もいたけど、関西から来たのははじめてだ……と。

 

水沢・喫茶ソワレの内装

気になったのは、カウンター部分の床が一段高くなっていること。

バーにあるような足の長いカウンターチェアが嫌いで、くつろぎやすいように底上げしたんだと教えてくださいました。

こういう地元民御用達の店は夜はバーになりがち、お酒も出しがち……という予想に反し、あくまで喫茶店でお酒は出さないとのこと(昔は出していたそうです)。
「お酒を出すと声が大きくなったり、雰囲気が変わっちゃうからさ」。

時折頰杖を突くようなポーズをしつつソワレのこと、水沢のことを語るマスター。強風と雪が収まるまで1時間半ほどをソワレで過ごしていました。

喫茶ソワレの店名の謎

「ソワレという店名はどこから名付けたのか」とマスターに聞くと「若い頃札幌の喫茶店“ソワレ”で喫茶修行をしていて、その店名をもらったんだ」と返答が。

なんとなく北に惹かれる、「北へ向かう」習性が私にはあるんですが、北に住む人もさらに北に向かうんだという変な驚きがありました。

「関西には行ったことがないので、京都に同名の喫茶店があることしか知らない」そう。

現在も札幌に「ソワレ」という喫茶店があるようですが、マスターが働いていたソワレとは同名異店。

どんな店だったか気になります。

マスターに勧めてもらった「カナリア」には入れなかったので、もう一度水沢に行く言い訳ができました。

喫茶ソワレ・店舗情報

【最寄駅】JR水沢駅より徒歩15分
【住所】岩手県奥州市水沢吉小路41-2
【営業時間】12時~20時
【定休日】日曜

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