今回は、3週間しか販売されないとらやの生菓子「若葉蔭」をご紹介します。
金魚が泳ぐとらやの琥珀羹「若葉蔭」を近畿で買えるのは京都だけ!
季節ごとの風物を題材に、毎月2種類ずつ販売される「季節の生菓子」。
近畿で生菓子を取り扱っているのは京都にある「とらや」だけ。
7月の京都は積極的に訪れたい場所ではないので、なかなか買うチャンスに恵まれませんでした。
売り切れていたら京都観光を目一杯楽しむつもりでタカシマヤのとらやに足を運んだら、「若葉蔭」が残っていました!
足を運んだ甲斐があって良かった〜!
初お目見はなんと大正7年(1918年)です。
菓銘(和菓子の名前)をそのまま「金魚」にせずに、「若葉蔭」と金魚が泳ぐ様子を名付けた奥ゆかしさ。
ひとつひとつ手作りされた金魚は柄の出方がそれぞれ異なるそう。
私の元にやってきた金魚は目元が赤くてユーモラス。
横から見たときもカワイイ。ファインディング・ニモみたい。
日持ちは翌日までなので、一晩冷やしてからいただきました。
外側の琥珀(寒天)はしゃりしゃりした食感で、べっこう飴のような優しい甘み。
金魚は白あんで作られていてしっとりしています。
食べながら、中島誠之助ばりに「いい仕事してますねぇ」と独り言を発してしまいました。
取扱店舗が限られていますが、お近くに店舗がある方はぜひ7月中に足を運んでくださいませ。
とらや・和菓子「若葉蔭」商品情報
価格:税込519円(2019年の価格なので参考までに)
販売日:2020年7月8日から7月31日まで
取扱店舗:【関東地方】東京ミッドタウン店、元赤坂一丁目店、銀座店、帝国ホテル店、日本橋店、新宿伊勢丹、玉川髙島屋S・C、アトレ目黒1、横浜そごう、TORAYA TOKYO、TORAYA AOYAMA
【近畿地方】京都一条店、京都四条店、京都髙島屋、大丸京都店
