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【川西・旧平賀邸】「繕い裁つ人」のロケ地はイギリス趣味の西洋建築

旧平賀邸の外観

イケフェス2019が開催される10月は、喫茶のすたるじあも建築月間。
近代建築のご紹介記事が多くなっております。

 

川西市郷土館の外観

久々にのせでん(能勢電鉄)に乗って山下駅が最寄りの「川西市郷土館」を見学に訪れました。

郷土館の敷地内には大正期中期に建てられた数奇屋風の造りの民家「旧平安邸」(登録有形文化財)や、川西市ゆかりの青木大乗(日本画家)と平通武男(洋画家)の作品を展示した記念館がありますが、今回は映画やドラマのロケ地によく使われる洋館「旧平賀邸(登録有形文化財)」をご案内します。

 

イギリス郊外の田園住宅様式を取り入れた旧平賀邸

旧平賀邸の外観旧平賀邸の玄関ホール

旧平賀邸は大正8年(1919年)、工学博士の平賀義美博士の住宅として猪名川沿いに建築され、90年に現在の地に移築復元されました。

平賀博士は明治期にイギリスのオーエンス大学(現マンチェスター大学)に留学しており、その当時留学先近郊に立ち並んでいた住宅様式が平賀邸に反映されています。

 

旧平賀邸のステンドグラス玄関ホールのチューリップをモチーフにしたステンドグラス

 

 

旧平賀邸の応接室イギリス流の出窓と暖炉がある応接室

 

家具や調度品も建設当時のまま。
室内にあるものも家族として大切に扱われてきたことを物語っています。

 

旧平賀邸の玄関タイル
旧平賀邸の室内タイル玄関や床の可愛いタイル

 

ウィリアム・モリスの壁紙

壁紙は「モダンデザインの父」と呼ばれるウィリアム・モリス。
壁紙もイギリス趣味に統一しているんですね。

 

旧平賀邸のサンルーム

光を取り込むサンルーム。
モダンな暮らしぶりがそこかしこに満ちています。

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繕い裁つ人、マッサンのロケ地に使われた旧平賀邸

「旧平賀邸」はオール兵庫ロケの映画「繕い裁つ人」やNHKの朝ドラ「マッサン」「べっぴんさん」のロケ地にも使われたことで、遠方からも見学者が訪れています。

「繕い裁つ人」では、中谷美紀さんが演じる主人公が営む「南洋裁店」として全編に登場。

個人の住居で内部の調度品が保存されている大正時代の洋館は全国的にも少ないらしく、映画スタッフが全国を探してようやく見つけたのが旧平賀邸だったそうです。

映画を見た方は、窓から注ぐ光や空間が映画と同じことに感激するでしょう。
ぜひ訪ねてみてくださいね。

旧平賀邸(川西市郷土館内)・施設情報

【開館時間】能勢電鉄「山下駅」より徒歩約15分
【開館時間】10時〜16時半まで(入館は16時まで)
【休館日】月曜日(月曜日が祝日に当たる場合はその翌日)、12月28日〜1月4日
【入館料】一般300円、高校生・大学生200円、小学生・中学生150円
【公式HP】http://www.kawanishi-hyg.ed.jp/kyodokan/

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