十三周辺で開催される「十三アートフェス2022」の協賛で、老舗キャバレー「グランドサロン十三」が店内見学会を行うと聞き足を運びました。十三アートフェス2022では、4日間にわたってグランドサロン十三の店内を自由に見学できます。
【店内見学会開催日時】
2022年11月23日(水・祝)、24日(木)、26日(土): 13時~17時
2022年11月27日(日):10時~13時
グランドサロン十三の店内見学会2022へ
十三のキャバレーといえば、十三のキャバレー王と謳われた冨岡徳太郎氏が創業した「グランドサロン大統領」(閉店)や「アルサロふうりゅう」(現在も営業中)が有名ですが、界隈で一番の老舗は1969年(昭和44)創業の「グランドサロン十三」。
大人の社交場、昭和が生んだ大衆文化として知られるキャバレーですが、最盛期は1958年頃。現在全国に残るのはわずか。
貴重なキャバレーを無料で見学できることもあり、大盛況でした。

案内をしてくださったのは、支配人(社長かも)と従業員の皆様。
店内は自由見学で、時折支配人が解説をしてくれました。

170名収容の広々とした空間。ゆったりと座れる半円のソファは替えがきかないため、修復しながら使っているそうです。
気球のような形のテーブルランプは、スタッフを呼ぶ装置も兼ねています。スイッチを押しランプの色を変えるとスタッフが来るのだとか。





「ベストヒット音楽祭2021」の中で放送された関ジャニ∞のMV「稲妻ブルース」のロケが行われたのがグランドサロン十三ということもあり、見学会には関ジャニ∞のファンがたくさん来ていました。
「稲妻ブルース」の撮影当日まで誰がロケに来るのか知らされておらず、支配人は「昭和の雰囲気に合う純烈かな?」と予想していたそう。
※1:39~ラストが、グランドサロン十三収録のシーン。ジャニーズの公式youtubeチャンネルで公開されています。






この螺旋階段も「稲妻ブルース」の撮影で使われていましたね。ファンの記念撮影スポットとして大人気でした。
まとめ
見学会は2021年にはじめて実施したそうですが、従業員の方々は反響の大きさに驚いていました。
「私たちはこの光景が当たり前になっている。こうして見学会で来てくれる人たちが、価値を見出してくれるのはありがたい」という支配人の言葉が胸に響きました。
グランドサロン十三・店舗情報
【最寄駅】阪急十三駅西口より徒歩約5分
【住所】大阪市淀川区十三本町1-16-20
【営業時間】17時〜23時
【定休日】無休
【公式サイト】http://juso13.net/