京都

【ラ・ヴァチュール】グレーテルのかまどで紹介されたタルトタタン

ラヴァチュールのタルトタタン

私がノスタルジーを感じる果物は“りんご”。

今は季節を問わずにスーパーなどでりんごを見ますが、津軽のりんごが山積みになっている姿をみるたびに「遠いところまでよく来たね」と感傷的になります。

FM802の番組“UPBEAT!”に出演した際に「その場所でしか食べられない名物スイーツ」として、シーシーズのまるごとアップルパイをご紹介しましたが、もうひとつ外せないりんごスイーツが京都の喫茶店“ラ・ヴァチュール”のタルトタタンです。

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京都・平安神宮そばにあるラ・ヴァチュールの絶品タルトタタン

ラヴァチュールの外観 ラヴァチュールの店内

りんごスイーツを求めて、京都・平安神宮の近くにある「ラ・ヴァチュール」にやってきました。

りんごがぎっしり詰まったフランスの伝統菓子「タルトタタン」が名物の喫茶店です。

NHK「グレーテルのかまど」の「タタン姉妹のタルトタタン」の回でもラ・ヴァチュールのタルトタタンが取り上げられたことで、遠方からもお客さんが訪れています。

 

ラヴァチュールのタルトタタン飴色でつやつやとしたタルトタタン

ひと口食べると、ほのかな苦みと自然な酸味がふんわりと広がります。
添えられたヨーグルトがりんごとマッチしていて、夢中で頬張りました。

ラ・ヴァチュールのタルトタタンができあがるまで

「ラ・ヴァチュール」の創業はおよそ50年前。

現在の店主の祖母であり、店の創業者である松永ユリさんがパリで出会いトリコになったタルトタタンを再現しようと探求の末に誕生したのが、現在提供されるタルトタタン。

1台に20個以上のりんごを使い、4時間以上かけてじっくりとりんごを煮詰めています。

 

タルトタタン協会のメダルと認定証タルトタタン協会のメダルと認定証

本来のタルトタタンを進化させて作られた独自のタルトタタンは評判を呼び、フランスの「タルトタタン協会」からもメダルと認定書を受けるまでになりました。

先代のユリさんは数年前に亡くなりましたが、お孫さんがレシピを受け継ぎユリさんの味を守っています。

 

今も残るユリさんの指定席今も残るユリさんの指定席

 

テイクアウトもできるので、タルトタタンをぜひ味わってみてください。

タルトタタンのレシピ

家庭で作りやすいように、鍋2つとオーブンを使った特製レシピが「グレーテルのかまど」の公式サイトで公開されています。

ラ・ヴァチュール(LA・VOITURE)店舗情報

【最寄駅】京阪神宮丸太町駅から徒歩8分
【住所】京都市左京区聖護院円頓美町47-5
【営業時間】11時~18時
【定休日】月曜

取材依頼をお待ちしております

おすすめの喫茶店、ブログで紹介してほしい喫茶店があれば教えてください。喫茶店をやっている人からのご連絡は特に歓迎しています。関西エリアならすぐに伺わせていただきます。

和歌山県紀の川市の「雅園」さんはご連絡をいただいたことをきっかけに、記事を書かせていただきました。別媒体で紹介した記事はYahooニュースにも取り上げられ、周知につながりました。

【紀の川・雅園】閉店した喫茶店を継承 世代間交流の場としても人気

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