18きっぷで大阪から岐阜・名古屋方面を旅するときは、必ず彦根で途中下車し喫茶店で一息いれるので、喫茶のすたるじあでは彦根の喫茶店の比率が多くなっています。
名古屋のシューカドーの閉店を機に、レトロピアな岐阜を旅した10月にも彦根に立ち寄りました。
今日は彦根の人気喫茶「スイス」とガイドブックには載らない隠れた名店「帆船」をご紹介します。
激安ハンバーグ店として人気!行列ができる喫茶スイス
彦根城の南西、ベルロードという通り沿いにあるのが蔦に覆われた三角屋根の山小屋が「喫茶スイス」。
裏から見てもこの通りモジャモジャ。
彦根では行列のできる店として有名ですが、オープンする11時なら待たずに入れるだろうと目論んで早めに到着。
一番乗りで入店できました。
スイスの創業は1972年。
マスターご夫妻と数名のバイトの方で営まれています。
大きな格子窓からは風にそよぐ蔦が見え、ホッとします。内部は侵食されていませんよ。
このまま独り占めしたいところでしたが、入店して30分経たないうちに満席になるほどの盛況ぶりでした。
ランチ利用がおすすめ!喫茶スイスの食事メニュー
メニューを見て驚いたのは、その値段の安さ!
カツカレー500円、オムライス400円、ハンバーグ・ステーキ500円……と創業当時から価格据え置きなのかしらと思う安さです。
屋号は喫茶ですが、洋食店と言っても差し支えないほど食事メニューが豊富。
ランチ時に行列ができるのも納得です。
人気メニューは「ハンバーグ・ステーキ」「オムライス」「特製スイス丼」の3種類だそう。
がっつり食べたら動けないのでモーニングの代わりに玉子サンド(350円)とミックスジュース(300円)を注文しました。
ケチャップを塗ったパンに玉子と薄切りのキュウリを挟んだサンドイッチは、熱々の状態で席に運ばれてきて、美味しさにほっぺが落ちそうになりました。
喫茶スイスの裏メニュー
いろんな種類を食べたい方におすすめなのは、裏メニュー。
オムライスの上にハンバーグを乗せた「オムバーグ」など、メニューにあるものは組み合わせて注文できるので、気になる方は店員さんに聞いてみてくださいね。
喫茶スイス・店舗情報(閉店)
【最寄駅】JR彦根駅より徒歩20分
【住所】滋賀県彦根市中藪町598-2
【営業時間】11時~15時、17時半〜22時半
【定休日】月
ガイドブックには載らない彦根の隠れた名店・帆船
初訪問は2016年。
料理上手のマスターと気さくなママが二人三脚で営む、創業40年超の「帆船」も彦根の喫茶店を語る上では外せない店。
彦根の新名物「ひこね丼」を食べられる店として、観光客にも人気があります。
ひこね丼は店によって種類が違いますが、帆船で食べられるのは「ひことろ丼」。
近江米の上に、とろとろになるまで煮込んだ牛すじと青じそ、赤こんにゃくがトッピングされています。
コーヒーまたは、わかめスープ・クリームスープ付きの食事メニューも種類豊富。
ミートスパゲッティセット、カレードリアセット、ハンバーグカレーセット、オムライスセットなど価格は700円から900円まで。スイスと同様リーズナブルです。
帆船のホットケーキセットは驚きの500円!
コーヒー専門店と看板に書かれているのでコーヒーを頼みたかったけど、「UCCカフェメルカード」で飲んできたばかり……。
紅茶付きのホットケーキセットをお願いしました。
驚きのワンコイン(500円!)です。
時を止めた店内はBGMも昔のヒット曲。
食事が終わったあとも、漫画を手にのんびり過ごしていました。ひこにゃんのお膝元だけあって、ひこにゃんグッズがいっぱいあるのにも和みます。
帆船では、市販のマッチにひこにゃんシールを貼ったオリジナルマッチを貰えました。
ママのお手製です。
(右は先ほどの喫茶スイスのマッチ)
彦根の喫茶店はマッチが残っている率が高いので、マッチ収集が好きな方は彦根に足を運ぶことをおすすめします。
帆船・店舗情報(閉店)
【最寄駅】JR彦根駅より徒歩5分
【住所】滋賀県彦根市京町3丁目2-18
【営業時間】12時から14時
【定休日】日
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